くまさんの、東欧の旅
U (Page.2)
イタリア → オーストリア →
ドイツ → オーストリア → リヒテンシュタイン →
スイス → ドイツ → クアラルンプール経由 → 成田
2003年7月10〜26日
7月18日(土) イタリア側の国境は、予想外に簡単な手続きで入国できました。ま、他に誰もいなかったのもありましたが(^_^ゞ 通った峠は、ユリアンアルプスの峰の細い道で、車がすれ違うのも至難の業で、イタリア側の 深い緑のトンネルの中を、Tolmezzoに向かい、そこから52号線を使ってオーストリアに抜けます。 でも折角のイタリア、オーストリアに抜ける寸前の国境のレストランでイタ飯を食べる事に。でも、頼んでるのってスパゲティーなんだよね。庶民だなぁ(T−T) ちなみに、これが現在のイタリア〜オーストリアの国境です。人のいないパスポートコントロールは、何か物悲しいですね。 |
オーストリア側に入ってからは、国道110号線から100号線を通ってLienzに向かい、そこから107号線を通ってGrossGlockner氷河に向かいました。 この辺はアルプスのお膝元、どこに行くにも山を越えなくてはならないため、移動に対する高低差がすごいです。それにともなって、移動もタフでなくては出来ません。車の運転は要注意。オートマチックしか乗った事がない方、エンジンブレーキを使わないと、本当にブレーキが焼けて効かなくなっちゃいますよ。(^_^ゞ 冒頭の写真もそうですが氷河って、本当に氷の川なんですね。しかし、夏はちときちゃない(^_^ゞ それと、驚きは↓。こんなところに山小屋銀行があるぞ。だれが使うんだ(・_・?) それと、前回来た時に沢山いたプレーリードックが見れなかったのが残念(T-T)時間が遅すぎたかな。。 |
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今夜の泊りは、2年前にお世話になったカプルンのペンションです。 ちょうど夏休みで子供たちが帰ってきていて、一緒に庭でバーベキューをしてくれました。 しかhし、豪快って言うかなんていうか。。。この肉食えって言うんだよ。しかし、こいつら朝までBBQやって遊んでるんだから、本当タフだよね。 |
7月19日(日) Kaprunに来た目的は、ケーブルカー火災で亡くなった方々に、花束と線香をあげるため。 でも2年前、街の中心にあった花屋は既に無く、別の花屋さんで花束を買いました。 そしたらね、そこのインコになつかれちゃって、帰るまでの20分ぐらい、ずっと肩に止まってやがるの。後ろ髪を引っ張って遊ぶから、ちょっと大変。でもかわいかったよ。 |
後に見えるのがケーブルカー レールの前のゴンドラが見えますか? |
2年前と違って、十字架は全く別の場所に移されていました。日本人が来た形跡はありませんでしたが、線香に火をつけて黙祷しました。 この2年で様変わりしたカプルンは、あのケーブルカーの前にゴンドラを作り、そこからスキー場に登れるようになっていました。もちろん通年営業です。 忘れ去られる記憶が、寂しくてなりませんでした。 |
この日、カプルンの街ではお祭りでした。騎士たちが馬で闊歩し、魔女がほうきを持って、兵士を挑発するように踊り歌う。 何のお祭りか、私のチープな英語力では理解できませんが、なかなか華やかで楽しいものですね。 フラッグシップショーでは、あちこちで旗を落とす場面も合って、素人のお祭りは楽しく過ぎていきました。。 |
名前も分からないお城ですが綺麗です。 |
7月20日(月) 168号から165号を使い、Brambergを通ってインスブルック方面へ。 そこから179号線を使って、一度ドイツのフッセンに出ました。目的は、ノイシュバンシュタイン城を見るため。 でも、途中で見つけたお城と、ノイシュバンシュタイン城が綺麗だったからいいか(^^ |
オーストリアに戻って、チロル地方の道198号線を走りながら宿を探します。 通り沿いのHolzgauという小さな街でレストランがやっている宿を発見。交渉すると、車椅子なら目の前のアパートメントの方がいいと紹介してくれました。 若いお上さんと、小さな子がいろいろ手伝ってくれて、快適でしたよ。 ちなみに、部屋は広くキングサイズベットが2つ、バス付きで一人16ユーロ。結局2泊してしまいました。お勧めです。 |
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7月21日(火) ちょっとのんびりして連泊を決めたので、後は楽珍です。 Holzgauのインフォメーションで情報を仕入れ、午前中は街(写真右)の散策、午後からはレッヒまで一日遠足に出かけました。 レッヒではゴンドラに乗って2500mの世界へひとっとび。この景観をご覧あれ! |
この地方には昔、魔女さんが沢山いたのでしょうか?ゴンドラの山頂駅のレストランでも魔女がお出迎えです。(^^ この日の夕食ですが、プレート料理を注文してみました。牛、豚のステーキ、鳥に芋に果物や野菜が沢山入ってお得。隣のビールグラスと比べたら、その大きさがわかるかな? そしてこの日も夜遅くまで、ツールドフランスを見ながら盛り上がるのであった... |
7月22日(水) この日は忙しく、リコンファームの電話をするため一度ドイツに出て、それからオーストリアに戻り、リヒテンシュタイン、スイスと渡り歩きます。 そして、もう少しでドイツ...というBargenという街の小さなホテルで、スイスでの思いで作りに一泊しました。 |
7月23日(木) 旅も終わりに近づき、最後の2日はドイツで過ごします。何があるかわかりませんから空港の近くにいなくちゃね。 27→14→483→294→293号線と真っ直ぐ北上し、Eppingenから国道を離れSinsheimに向かう途中のWeilerと言う街にたどり着きました。ここには小さいながらもブドウ畑に囲まれた古城があり、中ではレストランもありました。 |
上の写真の右側にある黄色い宿Gasthausに泊りました。レストラン併設のアパートメント。3部屋+でかい洗面所の付いています。 バーには夜になると地元の方々が集まってきて、ライトアップされた古城を見ながら、話に華を咲かせています。私も一緒になって2時まで飲んでいました(^^ 今、ヨーロッパでは漢字が流行っていて、客の一人が漢字をプリントしたシャツを着てきたのです。それを肴に、つたない英語で説明したのです。気に入ってくれたようで、「次に来る時は、独日辞書を持って来い」と言われてしまいました(^_^ゞ |
7月24日(金) 夕べの方々が、どうしても行けという場所がありました。Heidel-Berg、「ドイツの子供たちが歴史を学ぶ場所」だそうです。ここで久しぶりに日本人を見ました。 ここを含めて、この地域は本当に古城が多いですね。場所によっては3つ一編に見る事が出来る場所もあります。なんだかうれしくなってきてしまいます。 |
今回最後の宿はAltfeldと言う小さな街のLowensteiner
Hausです。イタリアンレストラン併設なんですが...最後ぐらいドイツ料理食いたかったな。。 ここで遊んでくれたのがオーナーの孫のボクちゃんと、レストラン内で飼われてる犬。なぜか気に入ってくれていました。ここでも鶴を折って、最後の夜を過ごしました。 |
7月25日(土) 旅の終わりはいつも物悲しく、胸に去来するのは、今回の旅で出会った人たち。 思い出と一緒に、また来るよと約束した場所。 次の新しい場所にも行きたいけれども、また同じ道のりを旅したい気持ちも浮かんできます。 この日は、空港までどのくらいかかるのか分からないし、レンタカーも返さなくてはいないので早めに宿を出ました。 ちょっと朝の通勤ラッシュに巻き込まれましたが、皆めちゃくちゃ飛ばしてる(^_^ゞ車間距離なんて言葉、ここにはないぞ。 空港まではスムーズに進みましたが、空港内で迷子に\(_ _;) レンタカーを返すのに、一時間もかかってしまった(T-T) そして車椅子の乗せ方の交渉。何せ通常の乗せ方ではなく、搭乗口まで乗っていって、下りる時も搭乗口で受け取らなくてはいけません。 私のチープな英語力ではどうしようもないので、困った時の筆談ならぬ絵談で説明して、何とかOKをもらいました。 しかし、後で分かったのですが、乳母車と同じ扱いなんですね。だからなのか、すぐにOKしてもらえました。日本とは大違いです。 こうして、行きと同じようにマレーシア経由で26日、成田に無事到着しました。 |
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★こちらはオーストリアの氷河で見つけた花々と、フランクフルト空港のくま(^^
でかいでしょ。 |
次の旅はどんなかな。。。ぢゃね(^o^)/~