くま's倶楽部 スキーもできる旅 Act.16(2010.2.22作成)
Switzerland Flims
& LAAX |
歴史に残る大不況の中、参加した人数は倶楽部史上最少人数だったけど、
スイスの由緒正しいウインターバカンスエリアは、私たちを暖かく包み込んでくれました。
<<旅の詳細>>
と き:2010年1月16(土)〜24日(日) <<スケジュール>> 1月16日(土) 成田12:05=(OS52)=16:00ウィーン |
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−序章− はじまりは...最悪?!
腰が痛い...
年末から始まった腰痛(腰の神経が何かに当たっている)のせいで、2分立っていられない、500m歩けない\(_
_;) 当初10人で計画をしていた今回の旅ですが、この未曾有の大不況で参加を計画されていた方も次々にキャンセルし、出発時点で5人しかいませんでした。ですから、チューリッヒ〜ホテル間の専用車が当初の参加費ではまかなえず、一人頭7,500円を追加で集めるハプニング。こんな事態も初めてで、参加したみなさんには本当にご迷惑をかけてしまいました。ゴメンナサイ...<(_ _)>" 何はともあれ、こうしてくま+初参加の3人という少人数ですが、スイスへの旅は始まりました。 |
鬼のタクシー、仏のタクシー?
1月16日(土) 夜21:00
流石スイスのタクシー、時間きっかりに空港に迎えに来ます。 ホテルに着いたら、何とレセプションが閉まっていてホテル自体も鍵がかかっている。チャイムを鳴らしても人が出てこないし。 そこは次の晩から夕食を食べる事になるレストラン↑だったのですが、そんなのわかんないよねぇ〜。何とか鍵をもらってチェックインできましたが、タクシーの運転手にそこまでの責任は無いはず。やさしい運転手だなぁ〜本当に感謝します<(_
_)>" 最初はのんびりと 1月17日(日)晴れ時々曇り 朝起きると天気は |
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上々!少し遅い朝食を取ってから、まずはお散歩です。最初からガツガツ滑ると、怪我をする人が多いですからね、最初はのんびりです。 ゴンドラ乗り場で6日分のスキーパスを買い、時間が余ったので帰りのバスでそのままLAAXの街まで遊びに行きます。 何はともあれ、11時過ぎだったけど唯一営業していた街のHotel Posta Veglia←でオススメ料理の昼食兼最初の乾杯をするのであった(^^ ハウスワインの白はとても軽くて飲みやすかったですよd(^_・) |
そして山へ
午後からは、本当に足慣らし程度に滑りに行きます。 早速滑り始めます。まずはさっき乗ってきたキャビンの終着駅まで...なんですが、選んだコースが悪いのか、林間コースは意外とコブになっていて、おまけにブッシュも出ています。ヨーロッパは大雪だって言っていたけど、何だかなぁ(^_^ゞ とりあえず今日はここまで。後はリフト一本登り、二人ほどもう一本登りましたが、そのままLAAXに滑り降りて終わりました。 |
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迷子は突然に... 1月18日(月)
晴れ時々曇り 天気は上々!この日は一番標高の高い場所を目指してLAAXから昨日と同じ場所まで登り、そこからさらにゴンドラに乗換えてCrap Masegn 2477mまで行きます。 |
そして奇跡も突然に!
Flimsにの街に着くころには、すっかりくまの腰がダメになっていて...歩くのもままならない状態だったのですが、何とか街に入って食事を取ろうと場所を探していたら、どこからか声が...? 実は前もって『食事をするなら、高くてまずい山の上のレストランより、安くてうまい街の店へ!』という話をしていました。それを覚えていたメンバーが、
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地図の一番右側、FlimsのCassons 2765mは新雪コース。さらにその上まで登るとトラバースコースがあるのです。 そこを目指して、他のメンバーはドンドン登っていくのですが、くまは腰が痛くてここでさよなら。 しかしここは静かでいい所ですね。日光浴しながら読書にふけるお姉さんがいましたよ。 さて、くまは新雪を滑れそうになかったので、ゴンドラで途中のNaraus 1842mまで降りて、そこからFlimsまで滑りバスでホテルまで戻りました。 Pizzeria Cristallinaの夕食は5:00からOK。サラダの食べ放題+スープ+メイン+デザートのコースで選択はなし。ちなみに18日のメニューはこんな感じです。ハウスワインの種類が豊富なので、毎回いろいろなワインで食べるといいですね。こちらのワインは基本500mlのようです。 |
初めての日本人
1月19日(火)快晴 朝ホテル近くのバス停で、何とスノーボードを持った日本人のカップル(...?)と会いました。お互い『こんな所で日本人に会うなんて・・・』お互い様だよねぇ〜(^_^ゞ ロングコースを滑走中、みなさんは途中のレストハウスで休憩すると言うので、くまは一気にFlims
1100mまで一気に滑り降りて昼食に。とりあえず17Kmのロングコースは完走です(^^ |
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本当はFlimsの街を見て歩きたかったのですが流石に腰が痛くて断念です。 その代わり、ホテルで着替えてから無料バスで行けるFlimsとは正反対のFamera 1220mに行ってきました。 ここは本当に静かな街。日本で言うと明日香村のような3500年前からの歴史がある村なのですが、今は本当に静かで落ち着きます。 村には教会と数件のカフェ、そしてスーパーがあるだけで何もありません。同じ帰りのバスには、老人会の「歩こう会」のような元気なおじいちゃん、おばぁちゃんがほとんどでした。 こんなのんびりした村だから、こういう方々も含めて、暖かく包み込んでくれるんだね。 くまさんはスーパーで安売り期間(ヨーロッパでは1月はセール期間中!)のチョコレートなどをお土産に買って帰りました。 |
友へ
飲むメンバーが少なかったのと、毎晩時間が早かったのもあり、向かいのHotel
Rancho★★★に毎晩のように飲みに行きました。 |
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もう一つのピークへ
1月20日(水)快晴 まだ行ってなかったもう一つのピーク、La Siala 2810mはエリアマップのほぼ中央に鎮座する山。ピステンのかかったコースもあるけど、みんな思い思いにフリー滑走を楽しんでいる人が多いのが印象的(^^ ピークのすぐ下までリフトがかかっているので、ここもプチ登山ができそうです。 みなさんはこの後、いつもと同じくNagens
2127mで食事をすると言うことなので、くまさんはみなさんとお別れして、地図の一番左端のエリアへ滑りに行きます。途中先日行った最高地点が↓こんな風に見えて、思わず写真タイム!綺麗だなぁ〜、それに人がいない!! |
登ってからAlp
Ruchein 1774mへ滑り降ります。でも何か変だぞ、滑り出しは広くてピステンがかかっているのに、なぜか人が来ない?(゜_。)?(。_゜)? で、行ってみてわかりました。ここ、途中からずっと新雪コースだったのね(^_^ゞ下の方はボコボコになっていて、結構大変でした。 でも、そこにはかわいいレストハウスが出迎えてくれます。庭には十字架がかけられ、雪のない時期には、多分普通の農家なんだろうなぁ。。 向かいの山には無数のスキーの跡が... |
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Chur(クール)へ
1月21日(木)雪のち晴れ 今回LAAXに来て、初めて雪が降りました。朝方ホテル前で10〜15cmぐらいですが、雲は薄く、降り方も優しい感じです。 |
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スイス最古の街 Churの街の歴史は5000年、スイスでも最古の歴史があるそうで、コンパクトにまとまった旧市街は大聖堂前の広場を中心に放射状に道が広がり、その全てが緩やかにカーブしているスパイラル形状になっています。だから、やたら三角形の区域が目立つ不思議な形。 駅から旧市街にかけてはショッピングモールで、チョコレートで有名なMERZなどもありました。 |
出会い
旧市街を歩き回っていると、教会の鐘も鳴って、もうお昼です。ホテルの朝食はコンチネンタルに近いスタイルなので、流石にお腹が減った(^_^ゞ 中に入るといっぱいだったけど、陽気なおばちゃん店主が「大丈夫!」とばかりに英語が話せる観光客のテーブルに半ば強制的に相席(^_^ゞ仕方なく彼らはドイツ語のメニューを簡単に説明してくれました(^^;; いろいろ親切にしてくれた強面のでかいおぢさんと、対照的に線の細いおぢさんの二人に、お礼に鶴を折って差し上げました。そしたら...折鶴に店中が騒然となって私にも私にもって人が寄ってきた(^_^ゞ |
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この日の夕食はピザでした。レストランのピザメニューから好きなのを何でも1枚もらえるとの事。くまさんは貧乏性だから、一番高いのを頼んだのさ(^。^)y-。oO | 目の前の石釜で焼くピザは熱々でおいしいけど、生地はパン生地(アメリカンタイプ)でお腹一杯(^_^ゞこりゃこの日は食いすぎですね\(_ _;) |
お腹いっぱいの腹を抱えてこの日もバーへ行きました。そうしたらイギリス人のお姉さんたちとを紹介してもらった(^^v 話の種に日本のおつまみ(チーたら、カルパス、するめ、バタピー)を出したのですが...一番受けたのはバタピーでかなり人気〜♪でもチーたらは気持ち悪いみたい。何せチーズの本場だしね(^^;; ←バーテンダーさんに1/30から売り出すスープの試食を頼まれた。お腹一杯なのにねぇ(^_^ゞちょっと薄味だけど、結構おいしかったですよ(^^ |
最後のスキー
1月22日(金)快晴 この日も快晴、天気の勝率は5勝1分け。山の神様に愛されているよなぁ〜♪ |
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養生で終わる旅なんて...\(_ _;)
滞在しているLAAX Ranchoから三つ目のバス停LAAX
See/Lagから歩いて5分(くまは10分以上かかった\(_
_;))、小学校の1Fにある公営のプールがこれ←。プールだけだで7.5Sfrと少々高めだけど、ここまで来たら仕方がない。それに貸切状態のプールには、ビキニの綺麗なお姉さんが二人も入ってきたし(^^v
(と言ってもこっちはプール内を歩いて、プールサイドでストレッチするだけなんだけどね(ノ_<。)うっうっうっ) |
世界最小のスキー場見〜っけ! LAAXの街は小さな湖に寄り添ううようにてきています。冬の間それは、ショートカットの道になり、スケートリンクになり、そしてとても小さな小さなスキー場ができていました。 最後のディナーの時、地元の家族連れが来ていたのですが、→この子がくまに興味を示して、キッズルームから持ってきたでっかいブロックをくれるんですよ(^_^ゞスイスの子って物怖じしないんですかね。 さようなら、スイス 1月23日(土)快晴 ホテルにタクシーが迎えに来るのは7:00なのですが、実際に来たのはほんの10分ほど前、本当にスイスの方々は時間通り。予定通りに出発できました。 |
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最後に
久々のスイス、この地域はドイツ語しか通じなくてちょっと大変だったけど、やっぱり物価が高くて躊躇する事もあった(まぁセールだけは別だけど(^_^ゞ)けど、やっぱり景色もホスピタリティもいいですね(^^ 実は、毎回福島組は車で成田空港まで行って、民間駐車場に車を預けて海外に行くのですが...今回初めて、成田空港まで迎えに来てくれて、帰りも車を持ってきてくれるサービスを使ってみました。 Flims/LAAXエリアはチューリッヒから車で1時間半から2時間で行けます。ロケーション的には最高ですね。 今回泊まったCasa
SELVA
は、常時はレセプションに人がいないので、どちらかと言うとアパートメントに近く、その分静かで部屋も広いのが特徴的。何かあれば電話でと言うけど、英語が堪能ではないくまさんは、身振り手振りに紙での会話まで総動員して会話するので、ちょっと大変です。それに寂しいしね(^_^ゞ Flims〜LAAX〜Famera間には無料のシャトルバスが走っていて、スキーパスなど無くても乗れます。でもFlims〜LAAX、LAAX〜Famera間だけのバスもあるので注意が必要、LAAXのゴンドラ乗り場が境になります。 |
同じ路線にホルンマークのPOSTバスが走っていてこちらは有料。バスに乗る時運転手さんに行き先を告げお金を払ってチケットを買います。往復割引あり。ドイツ語のみで英語は通じません(^_^ゞ
スキー場はFlimsから伸びる、地図で言う上半分のエリアと、LAAX・Fameraエリアに分かれる感じで、全山を滑るためにはちょっと、連絡が悪いかな。 ヨーロッパでは1月はSEAL期間、うまくすると意外に安くお買い物ができます。時に今は在庫を持ちたくないのか、値引率が半端ぢゃないですね(^^;; さて、今回は大不況のあおりを受けて、今までで一番参加人数が少なかった。・°°・(>o<)・°°・。
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