くまさんをヨーロッパに連れってAct.1
北欧編
(2006.8.12作成 8.29更新)
成田 → 香港 → ロンドン →
スウェーデン(ストックホルム) →
ノルウェー → スウェーデン → デンマーク →
スウェーデン →
ロンドン → 香港 → 成田
2006年6月30日〜7月22日
7月9日(日)晴れ SWEDEN ストックホルムで貸してもらった車はフォード・モンデオ。後にキャンピングカーを引くためのフックが付いたり荷物を積むために車体が大きかったり...はいいのですが、何でアメ車ばかりなの??ちなみにあまり荷室が大きいと、車椅子が暴れて大変なんです。何とか二人分の荷物で抑えたけど、トランク二つだったら難しかったかも。 |
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ストックホルム到着は14:50、それからロンドンと同じような方式でレンタカーを借りて、実質出発したのは16:30を過ぎていました。この日はそんなに遠くに行けないね。 |
7月10日(月)雨時々曇りのち晴れ
北欧二日目。ノルウェーの氷河に向けて、進路を西に取ります。R70→R71と走り国境越えをしたのですが、正直どこが国境だかわからなかった。 NORWAY
そんな雨も、ノルウェーに入った頃には上がりました。この二つの国の山間部はなだらかな丘陵地帯と言った感じで、それほどアップダウンが無いんだけど、人の住んでいるところがあまり無い感じです。 |
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7月11日(火)晴れ一時雨
この日は念願のフィヨルド。R3からR29→E6→E136と西に向かって走ります。
ノルウェーは山間部より海に近い方が山が険しくなります。どんどん谷底を走るようになると、陸のフィヨルドになります。すぐ側に切り立った崖が続き幾筋もの滝が流れ落ちる。すごい風景だなぁ。。個人的には陸の方がすごいと思えるのです。 |
E136からR650と海沿いに走り、LiabygdaからStrandaで初めてフェリーに乗りました。 StrandaからはR60を使って南下します。再び海が見えた頃には夕方の5時、宿を探しましょ。 でもこの日の走行時間12時間で距離は800Km。 |
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7月12日(水)雨
まずはFlamの駅前へ。昨晩レストランを探してさまよったので、どこに何があるのか大体わかります。 次の目的地は、ノルウェー第二の都市Bergen。E16で西に走ります。流石に昨日の今日ですから、走行距離は短かったですよ(^_^ゞ |
Bergenの周りは高速道路が走り、素直に街中に入るには標識が足りないかな?雨の中少し迷って中心の港に出ました。 Bergenの市内はなぜかかなりの箇所で道路工事を行っており、駅に行こうと思っても、一方通行などで思った通りに近づく事もできません。これだから都市部ってキライなんだよね。 やっと駅に到着し、今度は宿探しです。 Nさんの指定は「地球の歩き方」に載っているHostel Intermissionと言う安宿(布団もレンタルして二人で240クローナ(3840円))だったのですが、案の定Nさんが部屋を見た瞬間にNO!何せ大部屋に沢山の二段ベットが置いてあるだけでプライバシーも無いしね。 次に行った宿も「地球の歩き方」に載っているMarken Gjestehusと言う安宿だったのですが、やっぱり一杯。 でもそこで別の宿を紹介してくれました。 紹介されたのはSkandia Sommerpensjonatと言う、バス・トイレ共同のアパートのようなもので、シーツ類を借りて素泊まり650クローネ(約12,000円)、街中ですから当然駐車場はなく、街中をグルグル走った所に停められるからと地図をもらいました。 何はともあれ、駐車場に車を停めに行ったついでに、側にあった中華で食事をして、一日が終わりました。 |
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7月13日(木)曇り時々雨
この日は朝からBergen観光〜♪まずは港の魚市場から。魚介類はもとより、観光客相手の品々が多いかな。 |
最後に向かったのはフィヨルド満喫ドライブの旅〜♪ E16からR7→R49と走りハタンゲルフィヨルドをフェリーで横断、R550とR7で対岸をぐる〜っと周り帰ってくるコース。でもね、こちらはメイン通りでないのか道幅が車一台分と狭く、コーナーとアップダウンがきつく思った以上に時間がかかります。 そんな中、壮大な風景と道端の名産さくらんぼの無人販売が心をなごまさせてくれました。→おいしいよ(^^ 再びフィヨルドを横断し、Nさんの指示でVossへ向かいます。 しかし、こういう郊外のモーテルに泊まると食事ができません。結局車で食事になるのでビールも飲めない。こういう宿はパスしたいな(^_^ゞ |
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7月14日(金)曇りのち晴れ Fleischer's Hotelの朝食はことのほか豪華で、今回の旅で一番のご馳走かも〜♪
さて、Nさんの指示で首都オスロに向かいます。くまが選んだ道は、E16からR50→R7を通るコースです。
フィヨルドの山の多くは山頂部が平らになっていて湖が沢山あったりします。このR50もご多分に漏れず山を登ってしまうと平らで、何段にも湖が続き水力発電をしています。 こんなあまり人の来ない場所だから、例のあれが出没します。そう、動物さんたち。この時はヤギの群れに遭遇して、しばし運転を断念しました。写真の家族も一緒ね(^_^ゞ
この後途中の湖でピクニックしてから、R7からR280→R284と脇道に入って宿を探しましたが見つからない。 |
ずっとガイドブックを見ていたNさん、突然「船でデンマークに行きたい」と言い出します。え"っ?そんな話聞いてないぞ?とりあえず明日一番でフェリー乗り場に行ってみる事になりました
7月15日(土)快晴
9:00にフェリー乗り場には到着したのですが、事務所に行ってみると10:00からしかOPENしないということ。 Osloはコンパクトな街で、よほど気合を入れて観光しない限り、すぐ終わっちゃうんだよね\(_
_;)昼には再びフェリー乗り場に逆戻りです。
仕方ないので次をどうするかNさんに聞くと、道路を指定してスウェーデンのGoteborg(ヨーテボリ)に行くといいます。そこでE18で東に向かい国境を越えます。 SWEDEN
Nさんが指定したのは、大きな湖沿いを走るE18→E45。 |
R27からR156と走り、Kinnaと言う街でホテルを見つけました。Kinna
StadsHotell 素泊まり790クローナ(約13,000円)でした。 |
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7月16日(日)晴れ
この日の目的は「スコーネ地方の古城めぐり」。 次の目的はデンマークのコペンハーゲン。どうも見る所がなくなってきたらしい(^_^ゞ ちなみにここではパスポートチェックはありませんでしたが、通行料の290クローネ(約4800円)は高すぎ(^^メ)支払いはノルウェー通貨、デンマーク通貨、クレジットカードで支払えますが、現金・ETC・その他の窓口に分かれていますので要注意です。
E20からコペンハーゲンの中心に入るのは、思った以上に簡単でした。街が旧市街を中心に放射状に広がっているため、裏側から簡単に入る事ができるのです。
E20→R6→R151とKoegeに向かって走ります。 |
7月17日(月)快晴 朝食後に再びコペンハーゲンへ。 ここからは古城めぐり。 次に行ったのはフリーデンスボー宮殿。お城というよりは、広大な公園と言った感じですね。宮殿前の並木道は見事です(^^ 宮殿内に入るのは入場料がかかります。 最後に行ったのがHillerod(ヒレロズ)のフレデリクスボー城です。ここは白鳥が泳ぐ湖の中にあるのですが、街中にでんとあるもんですから市民に城内が開放されて通り抜けができるようになっています。数人の日本人も見ました。お勧めのスポットですよ。 いろいろ観てきましたが時間は既に16:00。最後に向かったのは、童話の郷、「Odense」でした。 |
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Odenseまでは約200Km、道の全部が高速化されていないので多少時間はかかります。R6→R16→E47→E20と走ってOdenseへ向かいました。 19:00時頃にはOdenseの路地裏にある安ホテルにチェックインできました。Ydes
Hotel朝食付き550クローナー(約10,700円)です。 |
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7月18日(火)快晴 Odenseはアンデルセンの故郷。まずはアンデルセン公園へ向かいます。綺麗な公園で自然が多く、あちこちに沢山のオブジェが隠されていました。
ここからコペンハーゲン方向に帰るルートは二つ。来た道を帰る方法と、幾つもの島を巡って帰る南ルールです。Nさんに聞いたら当然南回りルートへ。フェン島からR9でランゲン島に行き、45分間フェリーに乗ってローラン島へ行きます。(何とその便の最後の1台だった)(^_^ゞ Hotel Hvide Hus 朝食付き990クローナー(約19,300円)すごくいいホテルなんですが、こういう所って食事も高いから難しいよね(^_^ゞ |
7月19日(水)快晴のち曇り この日は朝からスウェーデンに向けて走ります。 SWEDEN 国境の橋を渡り、Nさんの最初の指示は国境の街Malmo(マルメ)でした。 |
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最初の指示はMalmo駅。障がい者用駐車場に車を停めて、どこに行くのかと思ったらトイレ(^_^ゞちなみに有料。 次に向かったのが駅のすぐ近くの↑の公園。しばし車を停めて散策したあと、行ったのは「技術・海洋博物館」です。いろんな展示物があるんですね、潜水艦まで展示されていて、中を見る事ができます。這い蹲らないと中を通り抜けられないけど(^_^ゞ 見える所にエレベーターはありません。係りの方に言って使わせてもらってください。 次のお目当てはエーランド島。スウェーデンの南東に浮かぶ、南北140Km、東西10Kmちょっとの長ひょろい島で、「ニルスの不思議な旅」にも出てきます。
さらにストックホルム目指して北上するのですが、E22は相変わらず車が多くて速度が上がらないので、R34へ入ります。これは宿探しのためで、E22は道が新しすぎて宿の影が少なかったから。そこで旧街道であろうR34に進路を取って宿を探したのです。 |
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宿の前には線路と荒れた駅が有りました。宿のおじいさんに聞くと、列車は走っているけれど駅が廃止になったそうです。おじいさんが悲しそうに説明してくれました。 7月20日(木)曇り この日がこの旅最後の日。引き続きR34を北上するのですが、既に木々の紅葉が始まっていました。短い夏が終わりを告げています。 |
Nさんにお土産は必要ないのか確かめると「いらない、8」・・・翻訳すると、「お土産は8つほど必要」だそうだ。流石に三週間もいると段々わかってくるもんですね\(_
_;) 早速街中で見つけた地下のスーパーで買い物しました。 Linkopingの街は旧市街と新市街が分かれているので、比較的歩きやすい街です。 結局時間が多少早めだったのでストックホルムに行く事になりました。しかし、ストックホルムはかなり大きな街ですし、いくつもの島を繋いだ複雑な地形をしています。初めて来た人間が一人で走る事は難しいです。 |
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いろいろ迷いながらも、GrandHotel前から発着する観光船(フェリー)に乗りました。
さてさて、時間も時間ですから宿探ししましょ。 結局VasterhaningeというインターでSAS系列のPerk
inn Haningeにたどり着きました。 |
7月21日(金)曇り
朝起きてからNさんのシャワーチェアを解体し、預かっていたお土産(昨日買った)と充電したバッテリーや充電器などをNさんのトランクに詰めます。
空港の近くで最後のガソリンを入れて、レンタカーを返した時の最終走行距離は、5,027.3Kmでした。出発した時の「総走行距離」と合わないのが変だけど(^_^ゞ ENGLAND ロンドンでの乗り換えは実質4時間ほど。分かれてヒースロー空港内を歩いていると、Nさんが「ピザ食おう♪」う〜ん、覚えたな(^_^ゞ |
相変わらずの食欲で、独りでほとんどをたいらげてしまいました。 |
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7月22日(土) =13:20香港 HONGKONG 香港15:05=(CX500)=22:20成田着
こうしてドタバタ旅も無事日本に帰ってきました。コミュニケーション不測で怒る部分も有りましたが、概ね順調だったかな。 |
わざわざ口にしたら失礼でしょ?というのも言わなければならない、聞かなければならない。 これは、Nさんという人を理解すれば対処できる話なんですが、短期間では難しいです。 最初は遠慮していた事も段々甘えるようになって、ぶつかってお互いを理解して・・・ |
口で言うのは簡単だけど、やっぱり難しいです。でも今回は本当に勉強になりました。
くま的にはまた行きたいと思っていますが、Nさんはどうかな(^_^ゞ |